上の写真は、倉敷市真備町川辺小学校の校庭に建てられた、過去の水害の記録碑です。昭和51年の台風による浸水深が表示されています。今回の豪雨では、この小学校の付近は2mほど浸水したところで、前回をはるかに上回ってしまいました。何人かの人に話を聞いたところ、この石碑を知っていて、今回のこの程度だろうと思っていたそうです。
過去の災害を記録することはとても大切なことです。そのことで救われた命は決して少なくはありません。しかし、「この程度なら」と逆に思い込んでしまうこともあるのです。前回と同じ程度で済むなどと都合よく考えてしまっては、折角の記録碑も意味を失ってしまう。
これより遥かに立派な記録碑が呉市の被災場所にも土砂に埋まって立っていました。
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