地区防災計画の推進

 

敦賀市北地区で地区防災計画を策定しようと、2021年2月から北地区防災計画策定委員会が発足し、計画づくりが始まりました。

 

当会では、準備段階からワークショップなどを実施して策定のコーディネートをさせていただいています。


県内で初めて災害対策基本法に則った地区防災計画がスタートしました

当会が2020年より全面的にバックアップ!

 

 敦賀市北地区防災計画が11月27日に制定されました。北地区では昨年の秋からワークショップを開催し、地区の特徴や、災害での脅威点などを話し合い、地区防災計画を制定することを決定しました。本年2月からは、防災担当者だけではなく、民生委員や女性団体、高齢者団体などの各種団体も加わり「北地防災計画策定委員会」を発足し、計画づくりの議論を重ね、ボトムアップ型で計画を作成し、11月27日の制定式を迎えました。

 

■この地区防災計画の特徴

 この計画の大きな特徴は、「自助(家庭内の防災)・互助(町内での防災)・共助(地区での防災)」に分けて計画が作られている点です。誰が、何を、どうする、を明確にするためにこの方法を選びました。次に、計画に「推進委員会の設置」が含まれている点です。地区防災計画は作ることが目的ではなく、計画を実行し地域の防災力を向上させることが目的です。その為、計画を推進するための委員会を設置することを計画内に定めました。北地区では、制定式において計画案が承認された後に、「推進委員会発足総会」を開催しました。この方法は全国的にもあまり例がない取り組みだと思います。

 

■今後について

北地区では、災害対策基本法に則って敦賀市防災会議に提出し、翌年2月に地域防災計画に組み込む審査を受けます。承認されればより公的な計画として推進する事が出来るようになります。

 

地区防災計画は防災力の向上の第一歩!

これまで自主防災組織が地域の防災活動を担ってきました。しかし、防災活動は多岐にわたり、自主防災組織だけでの取り組みでは無理があるのが現状です。また、現状の防災活動に携わる年代層には偏りがあり、若い年代層や女性などの参加が少ないのも事実です。地区防災計画は、特定の者だけ防災活動を担うのではなく、地域内の多くの住民の参加を得て、地域の特性に応じた防災計画を作成し、地域の防災力の向上を図るものです。しかしながら、地域の住民だけではワークショップなどを通してのボトムアップ型での計画づくりは難しく、他の地区が制作した計画をコピーして作られているものも少なくはありません。

是非、地区防災計画を!協力します!

地区防災計画を作って、自分たちのまちの防災力を高めたいとお考えの方は、是非、当会にご相談ください。費用の面も含めて相談に乗らせていただきます。

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