今日、事務所に南阿蘇村長陽運動公園仮設団地に入居されている藤本さんという方から、お米のお礼のハガキが届きましたので、お知らせします。
写真では読みにくいかもしれませんので、以下に全文を記しておきます。
「前略、長かった夏からやっと秋らしく涼しくなりました。
皆様方には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、私共の仮設団地にまで、わざわざお越し頂き、
思いがけなくお米を頂きまして、留守にしておりましたら
自宅前においてあり、福井県からのご縁を有り難く
お礼のご挨拶をとペンをとりました。
私共もコシヒカリを作付けしていますが
今回の地震で収穫できませんでした。
こちらのコシヒカリとは味が格別に違い
大変美味しくいただきました。
これから寒くなりますが、皆様方お体ご自愛にてお過ごし下さいませ。
ありがとうございました。
長陽運動公園仮設団地 藤本八代子」
お米を「お福わけ」に行ってきました
「いや~今から米を買いに行くとこで、うれしい~!」とか、「福井のお米!ありがとう!本当に助かるワ」など、大変、大変に喜ばれました。
なかでも「え~~福井から来たの?!わざわざ遠いところからありがとうね!」と、何人もの方に言われ、「疲れ」がフーと「喜び」に・・。なんだか、届けに行った方がハッピーになってしまいました。
偉そうなことは言えませんが、ほんのちょっとの言葉だけど、そこには相手を思いやる心がつまっていて、とっても幸せな気分にさせてくれます。被災者と支援者ではなく、お互いに「ありがとう」な気持ちを分かち合うことができたような気がしました。これが「おたがいさま」なのかな。
みなさんのご協力があって
実現できました
本当に、ありがとうございました
※この事業は、yahoo基金より助成を受けて実施しております。
詳しくは、http://kikin.yahoo.co.jp/support/kumamoto.html をご覧ください。
(順不同)
敬称は略させていただきます
NPO法人まちの防災研究会
上の写真は5月16日の南阿蘇村です。